Tachi technical blog

工作とか技術関連の話題を書いていきます

オーディオ

MDプレーヤを開けてみた

かつてこの世界には,MDという録音再生メディアがあった.そんな中,Pioneerが持てる技術を大いに投入して作ったプレーヤがMJ-D7.特別な処理で,MDのがさつく音を滑らかに再生する名機だった.しかし市場投入次期が遅かったため,性能のわりに市場価格は低…

AES/EBU(XLR)とSPDIF(RCA)を変換する

リビングのオーディオにSUNVALLEYのSV-192SというDAコンバータを使ってる.出力が12AU7の管球バッファになってて,面白い製品. 入力がいくつか選べるのだけど,XLR端子を使ったAES/EBUというマニアックなのが1チャネル付いている.しかし手持ちのディジタ…

スピーカのウレタンフォームを交換する

リビングにあるスピーカPMCのFB-1.購入当初はとんでもないじゃじゃ馬でキツイお嬢さんだったが,細かな改造と熟成を経て今では立派な英国淑女.そんな彼女が美容の危機. 低音のローディングラインの開口部が,悲しいことにウレタンフォーム.経年劣化でぼ…

エレキットのプリアンプTU-8500を作る 【その5】

本来は十分に慣らし運転をしてからやるべきなのですが,待ち切れず(笑),半日(5時間)ほど動かした状態で,真空管の聴き比べをしてみました.とりあえず手持ち分だけです. まずは附属の中国製12AU7.見た目の第一印象はいまいちだったのですが,しごくま…

エレキットのプリアンプTU-8500を作る 【その4】

完成して正常動作したのですが,よく聴くと,音像がわずかに右に寄っていました.どうやら,今回使ったLinkmanのボリュームRD925Gの特性差によるもののようです.そこで,ボリュームに補正抵抗を付けて回避することにしました. 回路的にはこうです.レベル…

エレキットのプリアンプTU-8500を作る 【その3】

基板が完成したら,あとは筺体に組み付けるだけです.組立説明書にはないちょっとした小技を紹介します. 入力セレクターのツマミ位置は,穴が開いています.このままでもそれなりにいいのですが,ちょっと飾りを付けてみました. 今回使ったのは,八幡ねじ…

エレキットのプリアンプTU-8500を作る 【その2】

基板の準備ができたら,組立説明書に従って部品を実装(はんだ付け)していきます.基板に部品を取り付ける場合,背の低い部品から順につけていくのが定石です.似た部品が多いので,慣れてない場合は判別に十分に注意する必要があります.まれに,抵抗やコ…

エレキットのプリアンプTU-8500を作る 【その1】

エレキットから,かなり本格的な管球プリアンプTU-8500が発売されました.レコードプレーヤ用のイコライザまで搭載しています. 往年の名機TU-870(6BM8使用のステレオアンプキット)時代から変わらぬパッケージデザイン.とても頑丈な段ボール箱で梱包して…

アンプのボリュームを交換する

DACのボリューム交換がよい感じだったので,アンプのボリュームも交換することにした. PCに使っているTA2020を使ったデジタルアンプ.元祖?カマデンの純正基板(笑)に,いくつか改造を施したもの.デジタルアンプなのに,味のある音色で気に入ってる.当…

DigiFi付録DACのボリュームを交換する

DigiFi vol15~16付録のOlasonic製DAC.なかなかよい音で安定動作中. 先日はアナログ部分の電解コンデンサを交換したのだけど,もうひとつボリュームも気になる部分なので交換してみることにした.このDAC,ヘッドホン出力だけでなくライン出力もボリューム…

雑誌付録olasonic製DACのコンデンサを交換する

DigiFi付録のDACは順調に稼働中.ただ,我が家の環境では,もう少し音質に透明感がほしい感じだったので,少し改造してみることにした. 元のオーディオ回路には,AiSHiという台湾メーカのコンデンサが使われている.これをオーディオ用に変更してみることに…

DigiFi付録のDACを組み立てる

DigiFi誌15号と16号には,Olasonic設計のDDコンバータとDAコンバータが付録についてきた.両方を組み合わせると,最大96KHz/24bit対応のUSB DACを作れる. 秋葉原の老舗ケース店「奥澤」さんから専用ケースが出たので,入手して組み立ててみた. 左がDigiFi …

DAコンバータを改造する

5/4のブログ SPDIFをアイソレートしてみる - Tachi technical blog で,DAコンバータの同軸入力をアイソレートする実験をした.使ったのはこんな評価基板. あれから数ヶ月使っているけど,特に問題もなく,音質も「気のせい」レベルで良くなったようなので…

電源タップにノイズフィルタを追加する

寝室のオーディオの電源にノイズフィルタを入れたらとてもよかったので,リビングのセットにも入れてみることにした. もともと,松下のWN1318を使った自作タップを使っていた.さすがにここに内蔵させるのは厳しいので,もうひとつスイッチボックスを連結し…

電源にノイズフィルタを入れてみる

寝室のオーディオは,スピーカ以外は余り物の寄せ集め.そこそこ鳴ればいいやと始めたものの,それなりに手を入れたくなってきてしまうのはサガなのだろう. 一応壁のコンセントは,パナのWN1318というホスピタル・グレード物.コンセントプラグは同じくパナ…

内科的にさぐるノイズの謎

ケーブルによってUSBケーブルの電源ノイズが大きく異なることがわかった.この問題,オシロスコープのタイム・レンジを変えてみると,こんな波形であることがわかった. 上が電源ライン,下がデータラインである.見事に同期している.多分,だめなケーブル…

幽霊の 正体見たり ノイズかな

オーディオのオの字はオカルトのオと言われる.実際,電気回路は音質に関係ないんだなどと豪語する街の発明おじさんが先生と呼ばれていたりする世界だ. 昨今すっかりオーディオもデジタル化して,PCをプレーヤにする例も増えてきた.で,例のごとく,「ケ…

キレイで速い電源を作る(2)

定電流負荷回路を実装.回路も一部の定数を見直した. 設計値と実測値の関係は以下の通り. 1.LM317による定常電流部(回路右側) 設計値 実測値 10mA 10.7mA 20mA 20.7mA 50mA 52.3mA 100mA 107mA 2.可変電流部(回路左側) 設計値 実測値 10mA 10.6mA …

キレイで速い電源を作る(1)

超低ノイズで,なおかつ負荷変動へのレスポンスが高速な電源を作りたい.用途は,小信号のオーディオ回路.まずは計測環境から作ることにした.必要なのは可変の負荷回路と,ノイズ計測用のアンプ. 負荷回路の設計案は下図のような感じ.2つの定電流回路の…

電源をキレイにしてみる

OlasonicのDLNAプレーヤNP-1.こいつの電源はスイッチング式のACアダプタだ.NP-1の中は純粋なディジタル回路だし,たぶんそれなりの電源回路も積んでいるはず.でもなんとなく気になってしまう.だって供給している電流はこんなのだから. 画面で確認できる…

SPDIFをアイソレートしてみる

寝室のオーディオは,マルチメディアプレーヤとOlasonic NP-1が,DACであるModel2に同軸で接続している. Model2の同軸入力は,パターンを追ってみると単に75Ωの抵抗で受けているだけのようだ. ノイズ面で不利かもしれず,アイソレーション回路を入れてみ…