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Tachi technical blog

工作とか技術関連の話題を書いていきます

エレキットのプリアンプTU-8500を作る 【その2】

基板の準備ができたら,組立説明書に従って部品を実装(はんだ付け)していきます.基板に部品を取り付ける場合,背の低い部品から順につけていくのが定石です.
似た部品が多いので,慣れてない場合は判別に十分に注意する必要があります.まれに,抵抗やコンデンサの値をまったく無視して取りつけて,動かないとサポートに持ち込む人もいるそうです(こわいw).

 

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部品はどれも細かいので,なくさないように注意します.缶のふたなどをお皿代わりに利用するとよいです.時に静電気に弱い部品の場合もあるので,プラスチック製は避けるほうがいいでしょう.

 

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回路はよく考えられていて,なるべく少ない種類の値で,かつユニークな値で判別しやすいようになっているようです.それでもこの写真のように,3.3KΩ(上)と33KΩ(下)などは,慣れていても見間違いをしそうです.

 

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少しでも不安があれば,テスターで測って使うのがよいでしょう.

 

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基板の抵抗取り付け箇所は,すべて同じ幅になっています.あらかじめ専用ツールで足を曲げておくと,実装しやすく,見た目もきれいに仕上がります.サンハヤトのリードベンダーRB5などを持っていれば,10mmで曲げるとちょうど基板の穴にはまります.

 

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抵抗には極性がありません.しかし,向きをそろえて取り付けると見た目もきれいですし,後のチェックもしやすいです.

 

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ICソケットを少し良い物(左)に変えてみました.何度も抜き差しして音質の変化を楽しもうとするのであれば,キット附属の物(右)のほうが扱い易いかもしれません.

 

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ボリュームも変えてみました.キット附属のものは,アルプスのもの(RK09L?)です.TU-870の頃から,エレキットの定番です.
今回は,LinkmanのRD925G(左)にしてみました.これまで交換した経験では,アルプスの物に比べて,高域の伸びややわらかな音色が得られるようです.
アルプスの物より少し軸が短いですが,問題なく使用できます.

 

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カップリング・コンデンサ(C11,C12,C15,C16)は,音質に大きく影響する部品で,組立説明書にも交換して楽しもうと記載してあります.きっとやりたくなるにきまっていますから,直接コンデンサをはんだ付けせずにソケットにしてみました.
音質上は勧められる方法ではないので,遊びたい人向けの方法です.
ピンソケットはΦ1.5mm(直径1.5mm)なので,ドリルで少しだけ穴を広げます.

 

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ソケットを実装して,附属のコンデンサを取り付けたところです.

 

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もうひとつ,イコライザ回路に使うOPアンプも変えてみました.キット附属のものはJRCのNJM2068(上側)です.今回はバーブラウンのOPA2227Pにしてみました.実際に使ったのはOPA2227PAです.PとPAは,出力のオフセット電圧が違います.PはPAの選別品のようで,値段も1.5倍ほどします.とことんこだわる向きには,P品を投入するのもありかもしれません.

 

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部品をすべて取り付け終わったら,付け忘れがないか目視でよく確認しましょう.実はこの写真撮影時,ひとつ実装し忘れがあります(笑).
基板からは発見しにくいので,部品を出したお皿(缶のふた)に,余っている部品がないかをチェックするほうがよいかもしれません

【つづく】

 

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真空管プリアンプキット [TU-8500]

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