電源装置を作る
ときどき,数A取れる電源がほしいことがある.ノイズレベルとかはどうでもいいので,とにかく電流取れる電源を作ることにした.用途として,たとえば真空管のヒーターの試運転をさせようと思うと,1Vから19Vくらいの範囲で,けっこう半端な電圧を要求されたりする.ということで,出力電圧は20Vまでの可変とした.
今回は,効率第一でスイッチング電源と電圧可変のDCDCコンバータの組み合わせで構成.ブロック図は下記の通り.
5VのDCDCコンバータは,パネルメータ用の電源.
ケースに入れないと使い勝手悪いので,久しぶりに金属加工してみた.
パイロットランプを兼ねて,電圧表示をデジタル・パネルメータにしたので,四角い穴が必要.ハンドニブラーで地道に切って,やすりで仕上げ.
ケース加工が終わったら,あとは各ユニットを取り付けて配線するだけ.コネクタを多用したので,圧着が大変.
ということで,完成.
出力電圧範囲は,0.8V~20V.電流は,たぶん4Aくらいはとれるはず.